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No.50【KOYOの新築】坪単価とは?新築・注文住宅を考える人が把握すべきこと{四国中央市・西条市・新居浜市・松山市の新築住宅}
2021.07.11
【四国中央市・西条市・新居浜市・松山市で、
新築一戸建て住宅・注文住宅・ZEH住宅をお考えの方、
ぜひご覧になってください!】
みなさまこんにちは!KOYOスタッフの土井です♪
坪単価は、住宅購入においてとても重要な数字です。
これを理解せずして、理想的な住まいは手に入れられません。
とはいえ、「坪単価」は少々専門的な概念です。
住宅購入の段階に至るまで、坪単価をなんて知らなかった人も多いでしょう。
だからこそ住宅を建てる上で、坪単価に関する疑問は次々と出てくるものです。
今回では、坪単価の基本や相場について解説します。
本記事を読めば、坪単価に関する疑問はほとんど解消されるでしょう。
また坪単価に関する正しい向き合い方や
ポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
坪単価の基本

まずは、坪単価の基本的な定義からおさらいしましょう。
坪単価は、
「一坪あたりにかかる建築費」のことを指し示すものです。
ちなみに一坪は、およそ3.3㎡に相当します。
3.3㎡というと、だいたい畳2枚分ですね。
坪単価は、<住宅本体価格÷述床面積>というシンプルな計算式で割り出されます。
たとえば、本体価格2,000万円、述床面積50坪の物件があったとしましょう。
となると、2,000万÷50坪という計算なので、坪単価は40万円となるわけです。
坪単価の計算で注意しなければいけないのが、
「延床面積」について、全国共通な規格が存在しないこと。
つまり住宅メーカーそれぞれで
延床面積の定義は異なり、同時に坪単価も異なってくるわけです。
要するに坪単価の概念を参考しつつ、
住宅メーカーを観察する、選ぶことも重要となります。
ちなみに坪単価は、別途工事費や地盤改良費などは、
(あくまで一般的な中では)反映されていないケースが大半です。
あくまでも、本来的には建物そのものの価格を
坪数で割った数字でしかない点には注意しましょう。
大手メーカーの坪単価

全国的に名が知られている大手メーカーの坪単価は、
おおむね80万円から90万円程度とされています。
少なくともTVCMなどで見かけるメーカーは、
こういった坪単価が相場であると考えて問題ありません。
高ければ、坪単価100万円近を超えているケースもあります。
こういった場合では、
特に内装の設備がきわめて充実しているケースが大半です。
大手メーカーの場合は、
人件費や維持管理費、あるいは広告費が多分にかけられています。
CM広告や展示場展開など、
大手メーカーの商業活動にはお金がかかるわけですね。
また大手メーカーは日々の技術開発、研究にも、多額の予算を投じています。
よって大手メーカーの場合は、
そうでないメーカーと比較すれば、坪単価はやや割高な傾向です。
◎ローコストなメーカーに
おける坪単価相場
ローコストなメーカーからは、
相当に低価格な住宅が流通しており、坪単価は安くおさえらる傾向です。
この場合、坪単価相場は30万円から60万円程度になると考えておきましょう。
ただし室内設備のグレードは、大手メーカー比較すると少し劣る部分があります。
◎住宅工務店の坪単価は高い?
住宅工務店の場合、
坪単価の相場は50万円から60万円程度とされています。
ただし住宅工務店の坪単価は、
会社や地域性の影響を受けやすく、変動しやすい部分もあります。
ちなみに住宅工務店のメリットは、地域に密着している傾向が強いところ。
建築中の情報共有や、建築してからのアフターフォローなどにおいて、
同地域内であることを活かしたきめ細かい対応が期待できます。
坪単価を抑える方法

やはり住宅を建てる中では、できるだけ費用はおさえなければいけません。
もちろん、坪単価についても例外ではなく、できるだけ低くしておく必要があります。
下記では、坪単価をおさえる方法について解説しているので、参考にしてください。
◎1階と2階の床面積を同一に近づける
まず、1階と2階の床面積をできるだけ同一に近づける方法が考えられます。
1階と2階の床面積が同一であれば、
建物そのものには凹凸が付きづらくなるはずです。
つまり、複雑な構造ではなく正方形や長方形に近いほうが、坪単価は安くなります。
◎’’切妻’’よりも’’片流れ‘‘
住宅の屋根は、
-
左右両方に傾斜している”切り妻”
-
左右一方にだけ傾斜している”片流れ”
の2種類に大別されます。
うち、片流れのほうが屋根面積が小さくなるので、
坪単価は少しだけおさえることが可能です。
◎複数のメーカーに対して見積りを取る
もちろん、複数のメーカーに対して見積もりを取ることも重要です。
なぜなら複数のメーカーから出された
見積もりがないと、坪単価の高い安いが判断できないからです。
しかし複数の見積書があれば、坪単価をわかりやすく比較できます。
比較することを忘れていると、
建ててから「坪単価が高すぎた」と後悔するかもしれません。
必ず、複数メーカーから見積もりを出してもらいましょう。
坪単価をみるときのポイントは

続いて、坪単価を見るときのポイントについて解説します。
やはり坪単価は少し専門的なもので、
初めて家を建てる人にはピンとこない部分も多いはずです。
下記のポイントは理解したうえで、坪単価を参照するようにしましょう。
◎坪単価に反映されているもの、そうではないものを確認する
先ほども触れましたが、坪単価には全国共通の定義は存在しません。
だからこそ、坪単価には何が反映されているのか、きちんと確認することが重要です。
基本的には坪単価は、建物価格しか含まれていないと考えましょう。
つまり、
-
手数料
-
外構工事費
-
地盤改良費
-
調査費
といった費用については、
坪単価に関係しておらず、後々で別途必要となることが大半です。
特にメーカーは、「できるだけ値段を安く見せたい」
といった理由で、こういった費用はほとんど外したりします。
よって、坪単価には何が反映されているのか、
きちんと確認しておかなければいけません。
間違っても、坪単価だけがすべての費用であるとは考えないようにしましょう。
◎施工床面積と延床面積は、同じでないことを知る
よく勘違いされることですが、
先ほども触れた延床面積は、「施工床面積」とは同一ではありません。
しかし一部メーカーは、
坪単価について施工床面積を基準として計算したりします。
延床面積は、ベランダや玄関ポーチなどが含まれていません。
しかし、施工床面積には組み込まれています。
つまり施工床面積を基準として算出すると、
あたかも坪単価が安く見えてしまうわけです。
よって、坪単価が何を面積として計算しているのか、逐一確認する必要があります。
まとめ

普段はかかわることのない坪単価は、
初めて見る人には少し難しいことのように感じるかもしれません。
しかし実際のところは簡単な割り算で
求められるもので、決して難しいものではないのです。
ただし、坪単価の概念と同時に、相場についてもよく知っておきましょう。
その相場を知ったうえで、
提示されている坪単価が適切なものなのか、きちんと判断する必要があります。
KOYOの新築では、上記のような坪単価をはじめ、
住まいや家づくりで知っておくべき知識について紹介しています。
今後、坪単価のようにちょっと難しい問題が出てきても、
KOYOの新築なら疑問を解決できるはずです。
ぜひ一度、資料請求、および会員登録をしてみてください!
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