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No.39【KOYOの新築】スマートハウスはどんな住宅?メリット・デメリットと設備機器を解説{西条市・新居浜市・松山市・四国中央市の新築住宅}

2021.05.27

【西条市・新居浜市・松山市・四国中央市で、
新築一戸建て住宅・注文住宅・ZEH住宅をお考えの方、
ぜひご覧になってください!】





みなさまこんにちは!
KOYOスタッフの土井です♪


IT技術がどんどんと進んでいる中、
私たちが生活する住宅もIT化が進んでいます。
スマートハウスは、そのITを使って快適な生活と
普段の生活に必要なエネルギーを管理し、
効率的に使える住宅を目指しています。

では、スマートハウスによって私たちの暮らしは
どう変わるのでしょうか?
今回の記事ではスマートハウスとはどんな住宅か、
スマートハウスの魅力と
メリット・デメリットについてご紹介していきます。
 
 

スマートハウスとはどんな住宅?



スマートハウスとは、1980年代にアメリカで
提唱された住宅の概念で、IT(情報技術)を使って
暮らしに必要なエネルギーを最適に制御したり、
管理できたりする住宅をいいます。

暮らしに必要なエネルギーとは、
例えば電力や水道、ガスなどがあります。
こういったエネルギーをHEMS(ヘムス)や
太陽光発電システム、蓄電池などの機器を使って、
最適化し、エネルギーマネジメントを行うことができます。
スマートハウスは光熱費を抑え、
CO2排出の削減も実現できる省エネ住宅として注目されています。
 

○スマートハウスの重要な3つのエネルギー

スマートハウスの重要となるエネルギーは3つあります。
それは、「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」の3つです。
 
  • 創エネ:太陽光発電システムなど使用して自給自足でエネルギーをつくる仕組み
  • 蓄エネ:家庭内でつくったエネルギーを貯めるための仕組み
  • 省エネ:生活で使用するエネルギーの消費を抑える仕組み

スマートハウスは「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」
の3つのエネルギーを軸にコントロールして、
使用を最適化するエネルギー全体のマネージメントができる住宅
です。
 



スマートハウスの設備



スマートハウスの重要な設備は下記の3つの設備です。
 
  • HEMS(ヘムス)
  • 蓄電池
  • 太陽光発電ソーラーパネル
 

○HEMS(ヘムス)

HEMS(ヘムス)は
「Home-Energy-Management-System」の略で、
使用電力量や水使用量、ガス使用量をモニター画面で
確認することができ、履歴として過去の情報を残すことができます。
太陽光発電システムでつくられた電力量や蓄電池に
蓄えられている電力量、現在使用している
電力量などの情報もHEMS(ヘムス)で確認できます。
 

○蓄電池

太陽光発電でつくられた電気は蓄電池に蓄えられ、
必要に応じて使用することができます。
安価な深夜電力を蓄電池に貯めて日中に使用すれば、
光熱費を抑えることも可能です。
また、蓄電池に電気を蓄えておくことで、
停電時や災害時の際も非常電源として効果を発揮することができます。
 

○太陽光発電ソーラーパネル

太陽光発電ソーラーパネルは、
屋根や屋上に設置して電気をつくることができます。
太陽光発電ソーラーパネルでつくられた電気は
蓄電池に蓄えられ、家庭内の設備機器や家電に使用することが可能です。
電気を自給自足でつくる仕組みがあることで、
毎月かかる光熱費を抑えることが可能です。
 

○スマートハウスに関係するその他の設備

スマートハウスに関係する機器は他にもあり、
EV車(電気自動車)やエネファーム(家庭用燃料電池)
などがあります。

EV車はV2H機器を導入することで、
EV車(電気自動車)を家庭用蓄電池の代わりとして
利用することができます。
エネファームは家庭内で電気をつくりながら
お湯も同時につくり出すことができ、
つくられた電気は家電などにも利用できる家庭用燃料電池です。
 
 

スマートホーム(Iot住宅)の違い



スマートハウスとスマートホームは、
名前が似ていることから混同している方も少なくありません。
スマートホームはインターネットを活用して、
スマートフォンやスマートスピーカーを使用し、
生活で使う様々な家電をリモートコントロール
(遠隔操作)することができます。

スマートホームに対応するスマート家電は、
照明器具やエアコンなどがあり、ドアの鍵の施錠・
解錠もスマートフォンによって操作することができます。

つまりスマートホームは、
IT化によって生活の利便性を高めた住宅のことです。
 
 

スマートハウスのメリット


スマートハウスのメリットをポイントとして
あげるのなら下記のことがあります。
 
  • 光熱費の削減
  • エネルギーの最適な制限・管理が可能
  • 災害時に有効な非常電源として利用できる
  • 高断熱・高気密の家で快適な暮らしが可能

スマートハウスはHEMS(ヘムス)を導入することで、
エネルギーの見える化により電気の使用量の多い
家電の見直しやエネルギーの最適化を行うことが可能です。
太陽光発電してつくられた電気も生活に
活用していけば、光熱費の節約に繋がり経済的に
貢献することが期待できます。

スマートハウスは電気を使うときに電気会社から
電気を供給してもらう他に、
電気を貯めておくことができるため、
災害時や停電などのトラブルが発生した際に
非常電力として効果を発揮します。

また、スマートハウスは省エネ化できる設計の
観点から快適な生活空間となるように、
高断熱・高気密化した住宅となっているため
冬は暖かく、夏は涼しいつくりになっています。
 
 

スマートハウスのデメリット


スマートハウスが与えてくれる効果は
とても大きいのですが、デメリットも少なからずあります。
スマートハウスのデメリットは下記のことがあげられます。
 
  • 導入費用が高額・定期的なメンテナンスも必要
  • HEMSの普及率が低い

スマートハウスにするには、
太陽光発電ソーラーパネルや蓄電池、HEMS(ヘムス)
など導入しなければいけない設備があります。
そのため、スマートハウスに必要な設備の導入費用が
高額になりやすいことがデメリットです。

また、HEMS(ヘムス)の普及率の低さも問題です。
HEMS(ヘムス)の普及率が低いことはどんな意味を
するかというと、認知度が低い、信用性に欠ける、
ということが問題となっています。

また、普及率が低いためか、HEMS(ヘムス)の
通信規格に対応する電化製品の数がまだそこまで多くありません。
これからスマートハウスが一般化されていけば
家電などのスマートハウスと連携できる製品も増えてくると思いますが、
現状はまだ多くはないのが問題と言えます。
 
 

国もすすめる
スマートハウスと補助金の交付



家庭でのエネルギー消費を削減しCO2排出を
抑制する高い省エネ住宅の普及が求められ、
 政府はZ E H住宅などの普及をすすめています。

スマートハウスに関連する補助金が
実施されています
ので、新築を建てる計画を
されている方はぜひ利用することをおすすめします。
下記はスマートハウスを建てる方も対象となる補助金事業です。
 
補助金事業は各年度によって実施内容を変更する
場合がありますので、利用される方は必ず確認することが大切です。
また、スマートハウスの補助金の交付は
各地方自治体も実施していますので、
お住まいの地域に補助金があるか確認してみましょう。
 
 

まとめ

スマートハウスはこれからの時代の
エネルギー効率の高い都市づくりに必要となってくる住宅です。
「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」を軸に、
快適な生活環境とエネルギー全体の管理により
光熱費の削減が期待できます。

しかし、スマートハウスのような住宅の
IT化というのは中々イメージがしにくいかもしれませんし、
専門的な知識が必要です。
これからスマートハウスを取り入れたいと
思っている方や興味を持っている方は専門家に相談したり、
資料請求をしてみたりすることをおすすめします。


KOYOの新築は、省エネ・創エネ住宅のZEH
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
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資料請求も行っていますので、ぜひご参考ください。




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