愛媛の注文住宅で中庭を作るメリットと後悔しないための設計ポイントを解説

愛媛の注文住宅で中庭を作るメリットと後悔しないための設計ポイントを解説

愛媛で注文住宅を建てる際、プライバシーを守りながら光や風を取り入れたいという願いをかなえる有力な選択肢が「中庭」です。

しかし、単に空間を囲えばいいわけではありません。愛媛特有の気候や土地の条件を読み解き、コウヨウの強みである「高気密・高断熱・省エネ・耐震」を極めた確かな性能で裏打ちされた設計を行うことが、長く愛せる住まいを作るための絶対条件です。

この記事では、中庭を作るメリットやデメリット、そして愛媛での暮らしを豊かにするための具体的な設計ポイントを、専門家の視から詳しくお伝えします。

結論から申し上げますと、中庭のある家づくりで最も大切なのは、デザインの美しさだけでなく、断熱性能やメンテナンス計画、そして高度な耐震設計といった「目に見えない基本性能」を徹底的に高めることにあります。

表面的な華やかさに惑わされず、ご家族にとっての「最適解」を見極めるための具体的な知識を、ぜひこの記事から持ち帰ってください。

【免責事項】
本記事に掲載されている設計手法や性能数値、施工事例に関する情報は、執筆時点(2026年1月)の調査データおよび弊社の実績に基づくものです。実際の建築に際しては、敷地の形状、周辺環境、建築法規、および個別の資金計画によって最適な提案が異なります。正確な設計プランについては、必ず専門家への個別相談を行ってください。

愛媛の注文住宅で中庭のある暮らしとはプライバシーを守る開放的な空間

愛媛で新しい生活を始めるにあたり、私たちが提案したいのは「中庭」を中心とした、外の喧騒から切り離された静かな時間です。

特に松山市、今治市、四国中央市、西条市、新居浜市といった住宅密集地や瀬戸内海沿岸のエリアにおいて、中庭は単なる「空きスペース」ではなく、住まいの質を劇的に変える「装置」として機能します。

中庭の形状は敷地条件に合わせてコの字型やロの字型から選択する

中庭には大きく分けて、三方を建物で囲む「コの字型」と、四方を完全に囲い込む「ロの字型」の2つの形があります。

どちらを選ぶかは、土地の広さや周囲の環境、および予算に合わせて冷静に判断する必要があります。

ロの字型

建物の中に完全なプライベート空間を作り出す形式です。

外部からの視線を物理的に100%遮断できるため、密集地でもカーテンを必要としない生活が送れます。

出典)中庭のあるロの字型の家で後悔しない!

コの字型

一辺を外部に開放する形です。視線が外へ抜けやすく、敷地が限られている場合でも広がりを感じられるのが特徴です。

外部から直接中庭に出入りできるため、ゴミ出しやガーデニングの作業がしやすい実用性も備えています。

出典)コの字型の中庭が人気!

私たちは、お客様がその土地でどのような時間を過ごしたいかを丁寧に伺い、最適な形状を一緒に導き出していきます。

住宅密集地でも視線を気にせず採光と通風を確保できるのが魅力

愛媛の住宅地、特に松山市の中心部などは隣家との距離が近く、南側に大きな窓を作っても結局はカーテンを閉めっぱなしにしてしまうというケースが少なくありません。

中庭を作る最大の魅力は、こうした「プライバシーの確保」「明るさ・風通し」の両立にあります。

中庭を設けることで、家のどこにいても安定した光を取り込めます。たとえ北側の部屋であっても、中庭に面した窓を作ることで、壁に反射した柔らかな光を室内に呼び込むことができるのです。

また、 凪の日であっても、中庭が生み出す温度差(煙突効果)によって、自然な微風が室内を通り抜けます。

出典)中庭のある平屋の魅力と失敗しない選び方…ヤマダホームズ

このように、中庭は愛媛の穏やかな気候を住まいの隅々まで届けるための賢い選択肢と言えます。

中庭のある家を建てるメリットは安定した日当たりと家族の安全な居場所

中庭がある暮らしは、単に「明るい」というだけでなく、精神的なゆとりをもたらしてくれます。周囲からの視線を遮ることで、家の中全体が本当の意味でのリラックス空間へと変わるからです。

外からの視線を遮りながらカーテンを開けて過ごせる解放感

多くの注文住宅で後悔の声として挙がるのが、「大きな窓を作ったのに、外が気になってカーテンを開けられない」という問題です。

中庭のある家では、この悩みが根本から解消されます。建物そのものが目隠しの役割を果たすため、外を歩く人や隣の家の窓を気にすることなく、リビングの窓を全開にして過ごせます。

朝起きてパジャマのまま中庭でコーヒーを飲んだり、お風呂上がりに涼んだりすることも自由です。内側に向けて大きく開くことで、実際の床面積以上の開放感を得られるのが、私たちが提案する「機能美あふれる居心地のいい空間」の真髄です。

出典)【注文住宅】中庭のある家のメリット・デメリットとは?

子どもの遊び場やアウトドアリビングとして活用できる安全性

中庭は、家族にとって最も安全な「プライベート公園」にもなります。特に小さなお子様がいるご家族にとって、道路への飛び出しリスクがない中庭は、安心して遊ばせられる最高の場所です。

キッチンから中庭で遊ぶお子様の様子を常に見守れるような 機能美あふれる居心地のいい空間設計 を施すとともに、コウヨウが誇る「高気密・高断熱・省エネ・耐震」という基本性能を徹底することで、 室内での活動中 も一年中快適な安心感が持続します。こうした安全地帯を住まいの中心に持つことは、子育て世代にとって計り知れない価値があるはずです。

出典)中庭のあるロの字型の家で後悔しない!

中庭のデメリットと後悔を防ぐためのメンテナンスや断熱性能の対策

魅力の多い中庭ですが、設計を誤ると「冬に寒い」「メンテナンスが大変」といった後悔につながるリスクもはらんでいます。私たちは、こうした弱点を技術と設計の力でカバーすることを徹底しています。

窓の増加による断熱性の低下は高気密・高断熱仕様でカバーする

中庭のある家は、中庭に面した窓が増えるため、どうしても熱が逃げやすい構造になります。一般的な性能の家で中庭を作ると、「冬場のリビングが冷え込む」という事態を招きかねません。

この問題を解決するために不可欠なのが、国内最高水準の高気密・高断熱仕様です。私たちは、窓には樹脂サッシやトリプルガラスを採用し、壁や天井の断熱材も極めて高性能なものを使うことで、中庭の大開口があっても魔法瓶のように室温を保てる家を実現しています。

中庭住宅に推奨される性能基準(愛媛エリア)

推奨UA値
0.46 (HEAT20 G2)

推奨C値
0.5以下

※数値が低いほど高断熱・高気密であることを示します。

具体的には「HEAT20 G2」や「G3」といった世界基準の数値を指標としています。「性能を妥協して中庭を作る」ことはお勧めしません。デザインと性能を両立させてこそ、本当の意味でくらしを謳歌できる住まいになると考えています。

【関連】愛媛でHEAT20 G2はオーバースペック?|コウヨウ

排水設備の詰まり防止と将来的な修繕費用を資金計画に組み込む

もう一つの大きな懸念は、中庭の「排水」と「メンテナンス」です。特に四方を囲まれた「ロの字型」の場合、雨水が逃げる場所がないため、排水計画が不十分だと豪雨の際に床下浸水のようなリスクを招く可能性があります。

当サービスでは、ゲリラ豪雨を想定した通常の倍以上の排水能力を持つ設備の設置や、オーバーフロー管(予備の排水口)の設置を標準的な考え方としています。

また、将来的なタイルの補修やデッキの塗り替え費用など、メンテナンスにかかるお金についても、最初から資金計画に組み込んでおくことが大切です。建築費という「初期費用」だけでなく、30年、50年先を見据えた「生涯コスト」の視点で、賢い選択をお手伝いします。

松山市や今治市など愛媛の気候風土に合わせた中庭設計の最適解

愛媛県は瀬戸内海式気候に属し、温暖で晴天が多いのが特徴ですが、夏場の厳しい西日や冬の底冷えなど、地域特有の課題もあります。私たちは、愛媛の風土を熟知したプロとして、この土地に最も適した中庭の作り方を提案しています。

夏の西日対策と瀬戸内の穏やかな光を取り入れる窓の配置

愛媛の夏、特に午後の強い日差し(西日)は、室内の温度を急上昇させる原因となります。中庭を作る際も、ただ大きく窓を開けるのではなく、太陽の動きを計算した「パッシブ設計」が欠かせません。

例えば、中庭の壁を白くすることで光を反射させ、直射日光を入れずに部屋を明るくする手法や、夏場の日差しを遮りつつ冬場の温かい光を取り込むための軒(のき)の深さの調整などです。

松山市、今治市、 四国中央市 、西条市、新居浜市を含む瀬戸内の穏やかな光を、熱負荷を抑えながら最大限に取り入れる。この繊細な設計こそが、愛媛での快適な暮らしを左右します。

松山市・今治市・四国中央市・西条市・新居浜市での施工事例

私たちは愛媛県内の主要エリアで、それぞれの環境に合わせた中庭住宅を手がけてきました。

  • ● 松山市: 密集地でのプライバシー確保を優先し、中庭を「光の井戸」として機能させる都市型モデル。
  • ● 今治市・西条市: 広めの土地を活かした平屋の中庭プラン。すべての部屋から中庭の緑を感じられる開放的な空間設計。
  • ● 四国中央市・新居浜市: 冬の冷え込みに備え、最高クラスの「G3グレード」の断熱性能を備えた高性能な中庭住宅。

それぞれの地域に根ざした施工実績があるからこそ、その土地に最適なアドバイスが可能です。

【 施工事例はこちら 】

中庭のある注文住宅で失敗しないための建築会社選びの基準5選

中庭のある家は、一般的な四角い家よりも構造が複雑で、高い技術力が求められます。後悔しないために、以下の基準でパートナーとなる会社を見極めてください。

高気密・高断熱・省エネ・耐震の客観的な数値指標を確認する

「いい家です」という言葉を信じるのではなく、具体的な「数値」を確認してください。中庭住宅を建てるなら、以下の水準を一つの基準にすることをお勧めします。

中庭住宅の推奨スペック
UA値(断熱): 0.46以下
愛媛の気候(6地域)において、冷暖房負荷を最小化し、結露を防ぐ最適解。
C値(気密): 0.5以下
中庭に面した多くの窓から熱を逃がさないための必須条件。
耐震等級: 等級3(許容応力度計算)
複雑な中庭構造でも、大地震から家族の命を守るための最高水準。

中庭は建物の凹凸が増えるため、構造的なバランスをとるのが難しい側面があります。だからこそ、私たちは全棟で許容応力度計算を行い、中庭という複雑な構造においても「高気密・高断熱・省エネ・耐震」が最高水準で両立されていることを保証しています。

「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」8年連続受賞の実績

技術力の証明として、第三者機関による評価も重要です。「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」は、省エネルギー性能に優れた住宅を表彰する権威ある制度です。

私たちは、この「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を8年連続で受賞(特別優秀賞など)しており、2022年度には四国で初めて「大賞」を受賞しました。この実績は、私たちが長年、愛媛の気候に適した高性能住宅を探求し続けてきた証でもあります。

【関連】ハウスオブザイヤーインエナジー2022大賞受賞のお知らせ

タカラスタンダード等の最新設備を標準仕様としているかチェック

中庭のある家では、外と中の行き来が増えるため、設備の耐久性や清掃性も重要になります。当サービスでは、高品質な「タカラスタンダード(2025年10月現在)」のホーロー製品などを標準仕様として採用しています。

高品位ホーローは、BBQの油汚れや泥汚れもサッとひと拭きで綺麗になるため、アクティブな中庭ライフと非常に相性が良いのです。標準仕様のグレードが高いことは、将来のメンテナンスコストを抑える賢い選択にもつながります。

【数値を詳しく知るための資料請求】

愛媛の気候において、なぜ「UA値0.46」が最適解なのか。
具体的なデータと、私たちの耐震設計の裏側をまとめたテクニカル資料をお送りします。
知的な家づくりを求める皆様、ぜひご活用ください。

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コウヨウが提案する中庭住宅は機能美あふれる居心地のいい空間設計

私たちは、家を単なる「箱」とは考えていません。それは家族の物語が紡がれる「舞台」であり、住むほどに愛着がわく場所であるべきです。

建築家が土地の個性をひも解き家族にとっての最適解を形にする

中庭住宅の設計には、敷地の微細な高低差、隣家の窓の位置、卓越風(その土地特有の風の流れ)などを読み解く高度な視点が必要です。私たちのサービスでは、建築家がお客様との対話を通じて、その土地に隠された可能性をひも解いていきます。

「どこに窓を配置すれば、最も美しい光が入るか」「どのように空間をつなげれば、家族の気配を感じられるか」。これらを一つひとつ丁寧に形にするオーダーメイドの設計こそが、私たちの強みです。

将来の資産価値を守る長期的な視点での住宅性能とデザインの両立

「建てた時がピーク」の家ではなく、時を経るごとに価値が増す家。そのためには、時代に左右されない洗練されたデザインと、数十年後も変わらない高い性能の双方が必要です。

私たちは、ライフサイクルコスト(生涯かかるお金)を徹底的にシミュレーションし、お客様の未来にとって最も賢明な投資となる家づくりを提案しています。デザインも性能も妥協しない「最適解の家」を、愛媛でかなえませんか。

愛媛の注文住宅で中庭を作る際によくある質問に建築家が回答

Q.中庭を作ると建築費用は一般的な住宅より高くなりますか?
A.

はい、建築費用は10%〜15%ほど高くなる傾向があります。しかし、私たちはこれを単なる「コスト増」ではなく、 後付け不可能な「資産価値」と「30年間の生活の質(QOL)」への投資 であると考えています。

標準的な家は外からの視線が気になり、日中もカーテンを閉め切ることもありますが、中庭のある家はカーテン不要で、四季折々の光と風を享受できます。この差はトータルでの「投資対効果」として非常に高いと言えます。

Q.虫対策や冬の寒さが心配ですがどのような対策が可能ですか?
A.

虫対策については、タイルデッキ等の採用で湿気を防ぎ、通風を確保します。寒さについては、数値に裏打ちされた断熱性能が答えです。

愛媛の気候において、私たちは「UA値0.46(HEAT20 G2)」を推奨しています。これにより窓辺の冷気をシャットアウトし、冬でも中庭からの柔らかな光を楽しめる空間をかなえます。

Q.狭小地でも中庭のある機能美あふれる居心地のいい空間は作れる?
A.

もちろんです。むしろ、限られた土地こそ中庭の出番です。隣家に囲まれた狭小地でも、中庭を「光を採り込む筒」のように設計することで、驚くほど明るく、視線の抜ける空間が生まれます。

土地が狭いからと諦めず、その土地の個性を最大限に活かす方法を、ぜひ私たちと一緒に探求しましょう。

理想の中庭のある暮らしを体感しませんか?

私たちが手がけた「中庭のある家」の多彩な実例をまとめた資料を差し上げています。理想のイメージを膨らませるための参考に、ぜひお役立てください。

松山市・今治市・四国中央市・西条市・新居浜市で50年の実績