<色のいろいろ話1>体調管理に一役 よく眠れる色とは

<色のいろいろ話1>体調管理に一役 よく眠れる色とは

色のいろいろ話 Ver.1

インテリアコーディネーター(以下IC)

カラーコーディネーター(以下CC)の桑原です。

 

ある時「個室の壁紙の色が四方違う!」

という理不尽クレームを受け、

住居ならではの色の摩訶不思議な世界に向き合うことになりました。

しかし色という世界は奥が深すぎて、

実体験を重ねても意味が分からないことが多いのが現状で、学び進行中です。

これから不定期ですが住まいに関する色のいろいろ話を綴りたいと思います。

 

さて、ようやく秋らしくなってきましたね。

秋の夜長という言葉通り、

日の落ちるのが早くなりしっぽりとした夜の時間を楽しむ期間でもあります

(秋の夜長とは一般的に秋分の日(9月23日)から立冬(11月7日)ごろを指します)

今年の中秋の名月は10月6日。天気予報は雲が多そうですが楽しみにしています。

 

しかし気温の高低差があったり

台風などによる気圧の変化で体調を崩す人も多いと聞きます。

体調管理にはいろいろありますが、

やはり基本は良質な睡眠ではないでしょうか。

良質な睡眠には温度や寝具、

時間や明るさなど整える要素が多いのですが、

取り入れると良いと言われている色を3つご紹介します。

*個人差があります。ご注意ください。

<青>

心を落ち着かせ、

高まった精神を鎮める「鎮静色」。

青の中でも少しダークなトーンがいいでしょう。

多用しすぎると寒々しくなったり、

ネガティブな思考になったりするので要注意。

月夜が落ち着くのは夜空が群青色に見えるからという説もあります。

 

<紫>

アメリカの研究では紫を見ると

脳の神経が修復される効果があるそうです。

緊張や不安を癒し穏やかな気分を与える、

催眠効果があるため心と身体の回復を促す色と言われています。

性的な意味合いも感じるのでボリュームには気を付けて。

 

<茶色>

木や土、大地といった自然を感じさせる茶色は

温もりや居心地の良さといった安心感があります。

安定を感じるため緊張を緩和し、安心感を高めます。

寝具カバーやパジャマなどに

秋らしさと共に安眠できる色を取り入れてみてはいかがでしょうか。