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No.58【KOYOの新築】駐車場幅の基準は?使いやすい駐車場に必要なスペースはどれくらい?{四国中央市・新居浜市・松山市・西条市の新築住宅}

2021.07.22

【四国中央市・西条市・新居浜市・松山市で、
新築一戸建て住宅・注文住宅・ZEH住宅をお考えの方、
ぜひご覧になってください!】





皆様こんにちは!KOYOスタッフの土井です♪


ほとんどの住宅には駐車スペースが配置されており、
今ではどの家庭も車は欠かせないものとなっています。

家づくりでは現在ないものを計画して
作られていくものなので、体験することができず、
使い勝手のイメージがつきにくいかもしれません。
駐車場もその一つで、どのくらいの広さを
確保したらいいか迷われる方も多くいます。

この記事では駐車スペースの取り方や
考え方などをご紹介していきます。

 

駐車場幅はどれくらい必要?



現在では駐車スペースを設けるのは必須といえますが、
ではどれくらいの広さをとればいいか
疑問に思うところ。これくらいのスペースを
確保しておけばいいだろう、ではなく
しっかりと駐車する車種を考慮して
駐車スペースを確保することが大切です。

車は軽自動車や小型自動車、普通乗用車など
種類があり、各車両の駐車に適した広さがあります。


駐車場は接道する道路や歩行者、
交通流などを考慮し、安全かつ円滑に
出入りできることが求められます。

上記で示した各車両の必要駐車寸法は
車両寸法よりも余裕はありますが、
通路スペースを考慮するとやや足りません。
移動を考慮すると通行スペースは1mほど
確保しておくことが望ましいです。

 

 

車種ごとの車の大きさと
必要なスペース



車の種類によって大きさは異なり、
」所有する車に合わせて駐車スペースを
設計する必要があります。 

最低限の駐車スペースは、
通行スペースを考慮すると不足感があり、
約1mの幅を通行として計画し、
車両全幅+2mの寸法で確保するといいでしょう。

また、前面道路の幅員が4m以下だと直角駐車する場合、
間口が足らず何度も車を切り返すことになります。
幅の狭い道路に接する敷地に直角駐車する場合は
間口を広めに取っておくと駐車にゆとりが生まれます。

表に記載する寸法はあくまでも参考であるため、
実際に設計する際は所有する車の寸法や
ドアの開閉寸法などに合わせて計画することが大切です。
 


 

複数台・来客車用
車椅子の駐車場について



駐車スペースを計画する際は、
さまざまなシチュエーションを考慮しておくことが
大切です。ここでは以下のシュチュエーションを
対処する駐車スペースの考え方をお伝えします。

【複数台の駐車】
現在では車を複数台所有するご家庭も多くなっています。
まず、駐車方法によって確保する広さが変わり、
駐車方法には直角駐車と縦列駐車があります。
直角駐車は間口を広げることで
複数台駐車が可能になり、
その際にドアの開閉寸法を考慮して
通行するスペースを確保します。

縦列駐車は間口と奥行きが取れない場合に有効で、
奥行きは車の幅
(出入りを考慮してゆとりのある広さを確保)
のまま、駐車する台数分の間口を確保することで
複数の車を駐車することができます。

【来客者用の駐車】
来客が多い場合は余分に駐車できるスペースが
必要ですが、確保できる面積も限りがあります。

来客者用の駐車場を設けることが難しい場合は、
奥行きを大きめに取り、前のスペースを
空けられるようにします。そうすることで来客時は
車を後ろに下げて、空いた前のスペースを使って
縦列駐車させることができます。

【車椅子の移動を考慮した駐車】
通行スペースの確保は円滑に車から
出入りできることが重要となりますが、
車椅子や介助が必要な方の場合は、
さらにゆとりをもった通行スペースの確保が必要です。
介助付き添いで車椅子の転換ができることを
考慮して通行幅は1.4m以上を設け、
ドア開閉時や移動時は塀や生垣などの
障害物がないことが望ましいです。


 

敷地形状など制限がある場合



以下に駐車方法や特殊な敷地形状である
旗竿地の駐車寸法についてお伝えしていきます。

【車庫入れ式・前面道路の幅が狭い】
駐車する際は直角駐車となり、
前面道路の幅員が6m以上確保できていると
ゆとりが生まれて駐車がしやすいのですが、
中には幅員4m以下の道路もあります。

幅員が狭いと駐車する際の車の回転半径が
きつくなり駐車がしにくかったり、
何度も車を切り返したりすることになります。
車は曲線を描いて駐車するため、
スムーズに駐車ができるように駐車場の間口を
広くとることをおすすめします。


【幅寄せ式】
幅寄せ式は並列駐車となり、
前面道路が狭くても駐車スペースを取ることが
できるメリットがあります。
ただし、幅寄せ式は車の全長の倍以上の間口が
必要なため、駐車以外の余分な面積を
取られることになります。

しかし、間口を狭めてしまうと駐車がしにくくなり
駐車スペースに納めるために
車を何度も切り返さなければいけなくなるので、
間口にゆとりを持たせておくことが無難です。


【旗竿地に駐車場をつくる】
旗竿地とは名前の通り旗竿の形状をした敷地で、
旗部分が路地となり奥の広い敷地に建物が建ちます。
旗竿地の駐車は路地のところに配置することに
なりますが、路地が狭いと通行路を取ることが
できなかったり、路地に合わせて
車が制限されてしまったりします。

しかし、うまく駐車できるスペースを確保できれば
旗竿地のメリットを存分に受けることができますので、
所有する車や建てる家などの条件が合えば
旗竿地も候補となるでしょう。
旗竿地に駐車スペースを設ける場合は駐車場と
通行のスペースの境界にラインを引いて
目印をつけると駐車がしやすくなり便利です。



 

駐車場タイプ別


駐車場には様々な形態がありますので
以下に種類と特徴をご紹介していきます。

【オープンタイプ】

カーポートなどの建築物を設けず駐車場のみで
仕上げているのがオープンタイプです。
カーポートの柱など駐車スペースに構造物がないため、
衝突の心配がなく駐車することができます。

施工も駐車場の土間のみですのでコストを抑えられ、
メンテナンスも少なく済みます。
ただし、屋根がないため車が風雨や紫外線に
さらされ痛みやすいデメリットがあります。


【カーポートタイプ】

駐車スペースにカーポートを設けたのが
カーポートタイプです。
車が屋根で守られるため雨にさらされることがなく、
太陽の紫外線からも守ってくれます。
また、雨天時でも雨に濡れることなく、
買い物で荷物がある場合でも出入りがしやすくなります。

カーポートは柱の設置スペースが必要なため、
駐車する際にこの柱が邪魔に感じてしまうことが
あります。カーポートを設置する場合はある程度の
間口を取っておくか、柱が後方にあるカーポートを
選ぶなど駐車する時のことを考慮して計画しましょう。

【ガレージタイプ】

ガレージタイプは建物とは別に車庫を設けた
タイプになります。敷地に建物が二つ建つような
ものなので、建物とは別にガレージを設けることが
できる広い敷地が必要です。
ガレージタイプの利点はガレージ内に車を駐車するため
防犯性に優れ、整備やDIYなど趣味空間としても
活用することができます。


 

 まとめ



現在では生活する上で車は欠かせないものと
なっていますので、不便のない駐車スペースの
確保が大切です。
駐車スペースは敷地や道路、所有する車などの
条件に合わせて適切な寸法で計画し、
駐車できる広さを確保するだけでなく、
車からの出入りや通行するスペースも
考慮しておくことが大切です。

家づくりは情報収集することが大切です。
KOYOの新築は無料で家づくりに役立つ資料を
提供しておりますので、
これから家を購入しようと考えている方は
ぜひご利用ください。





【西条市・松山市・新居浜市・四国中央市で、
新築一戸建て住宅・注文住宅・ZEH住宅をお考えの方、
どうぞ宜しくお願いいたします!】
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