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No.54【KOYOの新築】二階建てと平屋の違いとは?メリットや費用面の違いを解説{四国中央市・松山市・西条市・新居浜市の新築住宅}
2021.07.15
新築一戸建て住宅・注文住宅・ZEH住宅をお考えの方、
ぜひご覧になってください!】
皆様こんにちは!KOYOスタッフの土井です♪
近年は平屋も人気が出ており、新築を建てる上で選択肢の一つとなっています。
一般的なのは二階建てですが、
具体的に平屋とどう違うのか知っておくことで、家選びの幅も広くなります。
この記事では二階建てと平屋の違いやメリット、費用面の違いについてご紹介していきます。
二階建てと平屋のメリット

二階建てと平屋、構造的に違う二つの建物はそれぞれメリットも異なります。
それでは二階建てと平屋のメリットについて
ご紹介していきますので確認していきましょう。
◎二階建てのメリット
二階建てのメリットは下記のことが挙げられます。
- 階層があるため敷地が限られていても空間の確保ができる
- 採光やプライバシーの確保がしやすい
- 二世帯住宅に適している
二階建ては階層があるため平家と比べて延床面積を増やすことができます。
平屋の場合は延床面積を増やすには
建築面積を広げる必要があり、その分広い敷地が必要になります。
また、建物に囲まれていても2階部分で採光をとることができ、空間も仕切られるため
家族間や外部からもプライバシーを確保することができます。
二階建ては階層に分けて二世帯にする住宅もあり、二世帯住宅としても適しています。
◎平屋のメリット
平屋のメリットは下記のことが挙げられます。
- バリアフリーで高齢者や子供が暮らしやすい
- 動線が効率的で家事がしやすい
- 廊下が不要で無駄のない間取りができる
- コミュニケーションがとりやすい
平屋は階段が不要なため階段の転落や
登り下りの動作負担がなく高齢者や子供も暮らしやすい家となっています。
また、すべてが一階に集約されるため
洗濯や掃除、料理など家事のしやすい間取りを作ることができます。
廊下も設ける必要がありませんので、効率的に空間を確保ができ、
開放的な間取りにすれば家族とのコミュニケーションもとりやすいメリットがあります。
二階建てと平屋のデメリット

続いて二階建てと平屋のデメリットを見ていきましょう。
それぞれ生活のしやすさや間取り設計、建築費用に関わってきますので、
これから家を建てようと計画されている方はしっかりとポイントを押さえておくことが大切です。
◎二階建てのデメリット
二階建てのデメリットは下記になります。
- 階段の登り下りにより動作の負担がある
- 効率的な家事動線を考える必要がある
- 耐震性の確保が必要
- 将来的なメンテナンス費を考慮しておく必要がある
二階建ては階段の登り下りがあるため体への負担を感じやすい作りとなっています。
高齢の方の場合は足腰の負担により次第に二階の部屋を使わなくなってしまう
ということもありますので、二階部分が無駄になってしまうということも。
また、洗濯機が一階にあり、物干場は二階になる場合は、階段の登り下りが
必須な為平屋と比べると家事動線は複雑になります。
建物の構造上、階層があるため耐震性を考慮することも重要です。
メンテナンスの際は外壁や屋根塗装の時に足場を設置しなければいけませんので、
将来的に掛かるメンテナンス費用も考えておく必要があるでしょう。
◎平屋のデメリット
平屋のデメリットは下記になります。
- 建築コストが割高になる傾向にある
- 広い敷地が必要
- 床上浸水の心配
- 採光・プライバシーの確保が難しい
平屋は二階建てと比べて建築コストが割高になる
傾向にあります。その理由は外壁や屋根、基礎の施工面積が広くなるからです。
そのため広い敷地が必要になります。
建築面積がほぼ延床面積になりますので、
二階建てと同じ建築面積で平屋を建てた場合、延床面積は二階建ての方が広くなります。
平屋で気をつけたいことは水害です。
床上浸水してしまうと一階部分が水浸しになり、逃げ場がなくなりますので
過去に水害が発生していないか家を建てる前に確認しておくことが大切です。
また、高さのない平屋は周辺の建物により採光がとれなくなる場合があります。
生活が一階で納まってしまうので外部からの視線も遮る必要があり、
プライバシーの確保にも配慮する必要があります。
二階建てと平屋の費用面の違いは?

二階建てと平屋は建築コストから将来的な
メンテナンス費、固定資産税などの負担する費用に
違いがあります。以下にてそれぞれの費用面の
違いをお伝えしていきますのでポイントを押さえておきましょう。
◎平屋と二階建ての建築コストの違い
平屋のデメリットでも前述しましたが、それぞれの建物の建築コストには違いがあり、一般的に平屋の方がコストは掛かる傾向にあります。
坪単価で計算すると同じ延床面積で建てた場合、
二階建ての方が外壁の面積数は大きくなりますが、
基礎や屋根の面積は平屋の方が大きくなり坪単価が上がります。
後述しますが、後々掛かってくるメンテナンス費も
考慮すると一概に平屋の方が高く、二階建ての方が安いとは言い切れませんので、
トータル費として検討し、どちらで建てた方が
費用の負担が少ないか資金計画を立てることが大切です。
◎外装のメンテナンスは
二階建ての方が高くなる
二階建ての場合、外壁の塗装や屋根の葺き替えの際に足場の設置が必須になり設置面積も増えるため足場代は平屋よりも掛かります。
また、外壁の面積数も二階建ての方が
大きくなりますので施工費用も平屋よりは高くなるでしょう。
二階建ては高所作業となりますので、
点検時も長い梯子をかける必要があり手間もかかるため、
メンテナンスのしやすさについては平屋の方が負担は少ないです。
◎税金面では平屋の方が不利になることも
家を建てると固定資産税が掛かり、平屋だと税金面で不利になることがあります。固定資産税は土地と建物に掛かり、
負担する額は敷地の広さや建物の資産価値などで
決まります。資産価値は建物の価格が目安の一つになりますので、
価格が高くなる平屋は二階建てよりも
評価額が高くなり、税金も高くなる可能性があります。
二階建てと平屋を決めるときのポイント

二階建てと平屋はそれぞれ良さがありますし、
不便だなと感じるところもあります。
どちらの建物を選んだ方がいいか判断に迷われるかと思いますが、
どちらの建物が合っているか決め手となる
以下のポイントをチェックして計画を立てましょう。
- 家族構成やライフスタイルがどちらに適しているか
- 建物と比較して予算が適切か
- どれくらいの広さの土地を確保できるか
家ですので生活のしやすさはとても重要になります。
また生活していく上で資金も大切ですから
建物と費用が見合っているかも配慮する必要があります。
家事動線を重視する場合は平屋の方が有利ですし、
土地が狭く部屋数を確保できない場合は二階建ての方が部屋数の確保はとりやすいです。
また、高い建物に囲まれている土地の場合は
採光がとれない可能性がありますので、このような土地に平屋を建てるのは適切とは
言えません。いろいろな条件を照らし合わせて、
二階建てか平屋のどちらの建物が適しているかよく検討して選びましょう。
まとめ

二階建てと平屋では生活スタイルが
変わってきますので、どちらの方が暮らしやすいかよく検討して選びましょう。
家を購入する際は、実際に住んでいるイメージを持つことが大切です。
自分にとって二階建ての方が適しているのか、
平屋の方が適しているのか、家族構成やライフスタイル、
予算などを照らし合わせて後悔のない家を建てましょう。
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