<色のいろいろ話2>秋冬を楽しむ あったかい明かりのおうちにしよう

<色のいろいろ話2>秋冬を楽しむ あったかい明かりのおうちにしよう

IC・CCの桑原です。

秋を楽しむ間もなく冬の足音が近づいてきましたね。

 

 

これから冬に向かうこの頃は、日が暮れるのが早くなるため

明かりに安らぎや安心感、温かさを感じてきます。

寒い季節は電球色のオレンジ色の明かり(光)が心地よさを演出してくれますね。

(某ライバルメーカーのCMのイメージでしょうか)

暖かい家に早く帰りたくなる「明かり」をお部屋に取り入れてみてはどうでしょうか。

 

 

 

 

ベース照明がすでに備わっている場合、

ベース照明の光の量を落としてスタンドライトで明るさを足すとよいでしょう。

時にろうそくに火をつけて揺らめく光を楽しむのもいいですね。

 

 

 

そんな暖かい光によく似合う色は、赤・オレンジ・茶・ベージュ・グレー。

気を付けなければいけないのは青・緑・黒。

 

暖かい照明の光色と言えば電球色。電球色はいわゆるオレンジ色の光色です。

壁やカーテンなどの「色」に光色の「色」を重ねると思わぬ色に変化することがあるのです。

赤・オレンジ・茶・ベージュにはすでにオレンジ色の元となる

赤・黄色が含まれていますので変化があまりありません。

しかし青や緑にオレンジ色という反対色を重ねると色が濁って暗い色になってしまいます。

また、黒は光を吸収するので少量でも部屋全体がダークトーンに見えてしまうことがあります。

 

 

グレーは便利な色で、オレンジ色の光を当てればウォームグレー(暖かみのあるグレー)となり

おしゃれな空間になりますし、

夏暑い季節には白い光(昼光色)を当てればクールグレーとなり

キリっとした爽やかなイメージとなります。上手に取り入れてください。

 

暖かい光色には暖かい色を組み合わせることで、より暖かみを感じ、

心地よさを上げてくれることでしょう。

 

ちなみに、北欧など冬が長い寒い国は電球色の照明が主流ですが、

タイやインドなど暑い国では昼光色(蛍光灯のような白い光)の照明がよく使われます。

白い光は涼やかで温感を下げてくれる働きがあります。

 

 

四季折々生活に工夫を取り入れて、「風情ある暮らし」を楽しみましょう。