こんにちは。KOYO ARCHITECTS 森井です。
ちょっとはブログの更新に慣れてきましたが、まだまだ駄文でございます。
面白い文章書きたいなぁ。
さて、今回は何について書こうかなと思った訳ですが、
つい先日、「夏涼しく冬暖かい住宅を経済的に実現する高性能住宅建築家集団」でおなじみの松尾先生から
「設計も施工も簡易で安いけれど確実に効く冷暖房システム
(ただし、水漏、ガス漏れ、カビ対策等は特になし)
でダイキンの保証もつくシステムの工場での実機見学会」
という、オタク心をくすぐられる魅力しかない見学会のお誘いがありましたので、
そちらに参加させて頂きました。
という事で、滋賀県のダイキン工業(株)滋賀製作所にいって参りました!
4時間かかりました!絶妙に遠い距離!
ダイキンは家庭用エアコンのシェア20%があり、
この滋賀工場でその家庭用エアコンを作っているという事で、まさにエアコンの聖地でございます。
甲子園7個分の広さだそうですが、ああもう広い。炎天下の中、先が見えない。
という道中もありましたが、肝心な冷暖房システムは、素晴らしいものでした。
全体の概要を松尾先生自ら説明頂きまして
松尾先生もまだバラバラにした状態を見てないので、これが使用に耐えうるものなのか
などを一緒に拝見させて頂きました。
冷媒やポンプ、センサーなど、どこでどう動いているのか
など、気前よく色々と教えて頂けました。あー。これは良く考えられてるわー。
という内容で、気になった所も技術者の方々が遠慮なく教えてくれました。素敵。
残念ながら、内容については機密情報の塊みたいなものしかありませんので
写真がアップできないのは残念ですが、
「ちゃんとした断熱性能と
パッシブデザインで日射コントロールができるのなら
確かに間違いなく、効く」
というように感じました。そこを設計レベルで考えていなければ、まぁ効かんわな。
という感じでしょうか。
色々考えて、メンテナンスや健康、光熱費などの事を考えると、今ご提案させて頂いている
全館空調が正解なのですが、
様々な価格が高騰している中、過度なエアコンを各部屋に設置して
イニシャルコストもランニングコストも上がるぐらいなら、
この冷暖房システムの考え方は、非常に効果的ではないだろうか
と感じた訳です。
僕は、この松尾先生の
「机上の空論でなく、過度なコストをかけるのではなく、現実的に可能」という所が好きで
今回の冷暖房システムも同様で、ちゃんと考えて運用すれば
この色んな価格が上がっている中で、各部屋に過度なエアコンをつけて
イニシャルコストもランニングコストも上がるような状況を回避できるのではないか、と可能性を感じました。
後は、これを実現可能で、お客様に提供できるレベルにどう落とし込むか、が私たちの課題。
これが出来たら、多くの人が助かると思うんだよなぁ。。。
という事で、本気で考えて参ります。