こんにちは。KOYO ARCHITECTS 森井です。
書く事がある事は、なんてありがたい事だ、とひしひしと感じております。
色々書いてきました自由学園も、一旦今回で書き収めます。
自由学園は、実際に使われていた食堂でお茶を楽しめる事ができるので
コーヒーを頂くことに。
池袋からちょっと歩いただけで、こんなにゆったりと贅沢な時間が過ごせられるのは、本当に幸せなひと時。
予定が無ければ、ゆっくりと読書でもしたい、そんな気持ちでいました。
なんで、こんなに居心地が良いのだろう。
そこでしっかりと周りを見渡してみると、どうやら目線に行き止まりを感じないのが
更に心地よさを感じさせていることに気が付きました。
見上げると吹抜の窓からは青空を感じられ、なるほど、思ったのと同じく
丁度、目の前に南側の庭に目線が通るドアがあり、
なるほど、見下ろした先にも空間の広がりを感じる事が出来たから、より心地よさを感じられるのだ、と得心しました。
ざっと断面図をスケッチしたのですが、自分の座った席からみると、こんな感じかな、と。
ここでも暗闇の先に明るい空間を覗く事ができ、このような表現も出来るのだと、新たな学びを得られる事が出来ました。
4回に渡って書かせて頂きましたが、
今回は1時間ぐらいの滞在でも、多くの学びを得られる事が出来ました。
眼を養い、手を練る。
自分の未熟さを感じながら、まだまだ成長できると伸びしろも感じられる貴重な1時間でした。
次はどんな発見が出来るか、とても楽しみです。