無垢材フローリングのメリット・デメリットを解説!後悔しないお手入れ方法も紹介

無垢材フローリングのメリット・デメリットを解説!後悔しないお手入れ方法も紹介

【松山市・今治市・四国中央市・西条市・新居浜市で、新築一戸建て住宅・注文住宅・ZEH住宅をお考えの方、ぜひご覧になってください!】

みなさまこんにちは!

木のあたたかみを感じさせてくれる無垢材フローリングは家族と過ごすお住まいを優しい空間へと彩ってくれます。
木の香りはリラックス効果があり、肌触りも良く人の気持ちを安心させてくれる素材です。
今回は無垢材フローリングに興味がある方に向けてメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。

無垢材フローリングを採用する5つのメリットと導入後の暮らし

無垢材フローリングは本物の木を切り出してつくっているフローリングです。
複合フローリングのように合板と組み合わせたものとは違い、木の深い味わいをお部屋に取り入れることができます。
それでは無垢材フローリングのメリットについて一つずつご紹介していきます。

メリット1:本物の木のあたたかみが空間を豊かに彩る点

新築の家の無垢材フローリングは本物の木を加工してつくっていますから、木のあたたかみが空間いっぱいに広がりやわらかい印象を与えてくれます。
フローリングの木目も印刷ではないため、一枚一枚木目が違い表情豊かに彩ってくれます。
無垢材フローリングは針葉樹と広葉樹があります。
どの樹種も特徴があり、見た目も全然違いますから、イメージしている空間に合う樹種を選びましょう。
木材の味を思う存分取り入れたいという方は、無垢材フローリングはぴったりな床材と言えます。

メリット2:なめらかな肌触りと高い断熱効果を実感できる点

木材には空気層があるため断熱性があります。
複合フローリングのように素足で歩いた時にヒンヤリするということがなく、滑らかな肌触りを無垢材フローリングは感じることができます。
また、硬さも程よく快適な質感は床を歩いた時の重さを吸収し安心感を与えてくれます。
スギやマツ、ヒノキなどの針葉樹は比較的に柔らかい材質であるため、肌触りが良く心地の良い質感を味わえるでしょう。

メリット3:調湿効果があり身体に優しい素材である点

無垢材フローリングは化学製品を使わないで成型されますから、子供のアトピーやアレルギーの心配が比較的少ない床材となっています。
調湿効果もあるので室内の湿気が多くなった時は湿気を吸い、少なくなった時は湿気を放出してくれます。
天然の調湿機能によって快適な室内環境を調整し、そこに住んでいる人は心地よい感覚をもって暮らすことができるでしょう。

メリット4:経年変化によって深い味わいを楽しめる点

経年変化を楽しめるのも無垢材フローリングの良いところです。
年数により傷や色の変化は味わい深いものになり、真新しい頃とはまた違った表情を見せてくれます。
複合フローリングのように劣化によって美観が落ちるのとは違い、劣化も味としてだせるのは無垢材フローリングだけではないでしょうか。
無垢材フローリングの経年変化は、その部屋で過ごしたいろいろなことを感じさせてくれる暖かみがあります。

メリット5:針葉樹ならではの木の香りでリラックスできる点

新築一戸建ての無垢材フローリングは木の香りを楽しめるのも良いところです。
木の香りはリラックス効果があり、心身をリラックスさせてくれます。
木の香りがする樹種はスギやヒノキなどの針葉樹です。
木の香りを楽しみたいという方は、広葉樹にはほとんど香りがありませんので注意しましょう。
いつまでも木の香りが持続するわけではありませんが、針葉樹をふんだんに使った住宅は築5年以上経っても木の香りが持続するとも言われています。

無垢材フローリング導入前に知るべき5つのデメリットと注意点

無垢材のフローリングの良いところを挙げましたが、デメリットとなる要素もあるので、無垢材フローリングを検討している方はポイントを押さえておきましょう。

デメリット1:複合フローリングより価格が高めになる点

新築注文住宅の無垢材フローリングは一般的に普及している複合フローリングと比べて価格が高めに設定されています。
コストを気にされる方は無垢材フローリングは後述で出てきますが、メンテナンス費用などもかかりますので、決してコストパフォーマンスが高い床材とは言えません。
また、表面処理されていないフローリングは、床施工後に塗装を施すなどの処置が必要なので、フローリングの費用の他にも施工費が高くついてしまいます。

デメリット2:調湿効果による反りや割れが生じるリスク

無垢材フローリングの調湿効果は、裏返すと水分を吸収したり、水分が抜けて乾燥したりすることですから、木の収縮と膨張が繰り返されます。
フローリングの製造過程で木材を乾燥させ含水率を落としてはいますが、それでもすべての床材が均一になるわけではありません。
木材が安定するまでは時間をかける必要があり、その間に反りや割れ、床鳴りが起きる可能性があるでしょう。
このように木の特性を知って施工することが大切であり、無垢材フローリングの施工に長けた職人の技術が必要です。

デメリット3:柔らかい素材のため傷やシミがつきやすい点

複合フローリングと比べると無垢材フローリングは柔らかい素材となっているため、傷や凹みがつきやすくなっています。
特にスギやヒノキなどの針葉樹は柔らかく、物を落としてしまうと傷ついてしまうでしょう。
また、ジュースなどの飲み物や食べ物などを床にこぼしてしまうと色素が床に残ってしまいます。
できるだけ傷やシミがつかないように塗装を行って保護する必要があります。
塗装は「UV(ウレタン)塗装」と「オイル塗装」の二種類があり、それぞれ特性が違いますので希望に沿う塗装を施しましょう。

デメリット4:水分を吸収しやすいため水濡れに弱い特性

無垢材フローリングは水分が染み込みやすい素材です。
複合フローリングの場合は表面にコーティングをしていますので、水を弾き吸収しない処置をしていますが、無塗装の無垢材フローリングは水を弾かずどんどんと吸い込んでしまいます。
無塗装品を使ってしまうと水分を吸収しやすく割れや反りの原因にもなりますので、床材を安定させるためにも塗装を行っておくことが大切です。

デメリット5:美観を保つ定期メンテナンスが必要になる点

無垢材フローリングは塗装を施して表面を保護していますが、年数により塗料やワックスが劣化したり、剥がれてきたりします。
美観を保っていくためには定期的に塗装をしていく必要があり、メンテナンス費用が複合フローリングと比べて掛かります。
また無垢材フローリングは汚れも付着しやすいため、掃除やお手入れは欠かせません。
家全体に無垢材フローリングを張っている場合は、メンテナンス費用が掛かることと、お掃除やお手入れの手間が一般的なフローリングよりも必要であることを把握しておきましょう。

無垢材フローリングを長持ちさせる具体的なお手入れ方法(水拭き・塗装)

無垢材を長持ちさせるためには普段からお手入れすることが大切です。
長くキレイに保っていくために下記のお手入れを実践していきましょう。
【無垢材フローリングのお手入れ方法】

  • 水拭きをする
  • クリーナーなどを使って汚れを落とす
  • 定期的に塗装を行う

上記のお手入れ方法を守って無垢材フローリングを長く使っていきましょう。

無垢材フローリングの特徴を理解し理想の住まいを実現する方法

無垢材フローリングは木のあたたかみを存分にだせる床材です。
無垢材フローリングを張った部屋は木のぬくもりが部屋中に広がって優しい空間を演出してくれます。
リビングのように家族が集まる部屋にはぴったりな床材ですので、取り入れたいという方は、今回お伝えした無垢材フローリングのメリット・デメリットを押さえて床材を選んでいきましょう。

【松山市・今治市・四国中央市・西条市・新居浜市で、新築一戸建て住宅・注文住宅・ZEH住宅をお考えの方、どうぞ宜しくお願いいたします!】

「無垢材の美しさ」と「日々の暮らしやすさ」。

その「最適解」を一緒に考えませんか?

無垢材は、確かに魅力的な素材ですが、記事で触れたように反りやメンテナンスといった課題もあります。
大切なのは、素材の特性を深く理解し、それを活かしきる「設計思想」と、家全体の「基本性能」です。
コウヨウは、お客様の美意識と快適な「くらしを謳歌する」舞台、その両方を実現する「最適解」をご提案します。

建築家の設計思想が、素材の個性を活かす

建築家が、無垢材の美しさを最大限に引き出す光の取り入れ方や、適材適所の発想、そして暮らしやすさを考え抜いた空間設計を融合。お客様の美意識を形にする、機能美あふれる居心地のいい空間を設計します。

家の基本性能が、無垢材の「弱点」を補う

無垢材の反りや割れは、室内の急激な温湿度変化が原因です。コウヨウの強みである高気密・高断熱・省エネ性能は、家全体の環境を安定させ、無垢材のデメリットを最小限に抑制。確かな基本性能と耐震性があってこそ、自然素材を安心して楽しめます。

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